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下塗り用塗料の種類と特徴

佐藤和幸

外壁・屋根塗装の塗装工程では、一番最初におこなう塗装のことを「下塗り」と呼びます。下塗りは、上塗りで隠れて見えなくなってしまうため、塗料選びでは上塗りの塗料を重要視してしまいがちです。

ただ、外壁工事の基礎となる下塗りは、塗装の仕上がりや塗膜の耐久性に大きくかかわる重要な工程です。外壁塗装で失敗しないためにも、下塗りの重要性をしっかりと把握しておくことが大切です。

このページでは、下塗りの役割や下塗り用塗料の主な種類についてご紹介しています。

下塗りの役割

外壁・屋根塗装では、基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程で塗装工事をおこないます。塗装工程の中で一番最初におこなう下塗りには、主に次の4つの役割があります。

下地と上塗り塗料の密着性を高める


実は上塗り塗料には密着性がほとんどないため、下塗りには下地と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役割があります。経年劣化によって傷んだ下地に、下塗りをせずに密着性の低い上塗り塗料を塗装をすると、塗料がすぐに剥がれてしまう恐れがあります。

はじめに下塗りをすることによって、下地に上塗り塗料が密着し剝がれにくい塗膜に形成され、塗料本来の性能や耐久性を発揮することができます。

下地材に塗料が染み込むのを防ぐ


経年劣化によって傷んだ下地に、そのまま上塗り塗料を塗装してしまうと、下地の損傷した部分からスポンジのように上塗り塗料を吸い込んでしまいます。

塗料が吸い込まれてしまうと、塗膜を一定の厚みにすることができないため、仕上がりムラができたり、塗膜が剥がれてしまう可能性もあります。そのため、下地の劣化が激しい場合には、下塗りを2回おこなうなどの対策が必要です。

塗装の仕上がりを良くする


下塗りには、下地の色を隠す役割もあります。濃い色の下地に淡い色で塗装をすると、下地の色が透けてしまうことがあります。

下塗りをしっかりとおこない下地の色を覆い隠すことによって、色ムラのない綺麗な塗装面に仕上げることが可能です。

上塗り塗料の機能を向上させる


下塗り塗料には、下地の素材や状態に合わせ、必要な特有の機能を付加する役割もあります。代表的な機能としては、ヘアクラックと呼ばれる細かなひび割れを埋めることができるものやサビ止め効果、遮熱機能、防藻や防かび機能を持った下塗り塗料があります。

外壁の種類や劣化状態、周囲の環境に合わせて下塗り塗料を選ぶことによって、上塗り塗料の効果をより向上させることができます。

下塗り用塗料の主な種類

シーラー


シーラーとは、下地と上塗り塗料の密着性を高め、上塗り塗料が下地に吸い込まれるのを防ぐ効果のある下塗り塗料です。

水性タイプと油性タイプの2種類があり、水性タイプは臭いが少なく、比較的劣化が少ない箇所で使用されます。一方、油性タイプは劣化が激しい下地で使用されることが多く、水性タイプに比べ臭いは強いですが、密着性や吸い込防止効果が高いという特徴があります。

プライマー


プライマーとは、上塗り塗料の密着性を高める効果のある下塗り塗料のことを指します。シーラーとの明確な違いがあるわけではありません。種類によっては、サビ止め効果の性能を持つプライマーもあるため、主にステンレスやアルミなどの金属素材に使用されます。

フィラー


フィラーとは、細かなひび割れや凹凸を埋める効果がある下塗り塗料で、主にモルタルなどのひび割れが起こりやすい外壁に使用されます。

フィラーを使用することによって、凹凸の激しい下地を平らに均し、ひび割れが浮き出てこないように覆い隠すことができます。ただし、埋められる凹凸やひび割れの深さは0.3mm程度なので注意が必要です。

微弾性フィラー


微弾性フィラーとは、シーラーの特徴である上塗り塗料を密着させる機能とフィラーの特徴である下地を均一に均す機能を併せ持つ下塗り塗料のことです。

また、塗膜が柔らかくゴムのように伸縮する性質があるため、建物の動きに追従し塗膜のひび割れや剥がれを防止する効果があります。そのため、モルタルなどのひび割れが起こりやすい下地でよく使われます。

バインダー


バインダーとは、塗料の吸い込みを抑える機能より、下地と上塗り塗料の密着性に重点を置いた下塗り塗料です。

塗料の吸い込みを抑える機能は弱いですが、シーラーに比べて密着性が高いため、金属やプラスチックなどにも使用できるという特徴があります。主に新築工事など下地の劣化が少ない場合に使用されます。

サーフェイサー


サーフェイサーとは、厳密にいうと下塗りではなく中塗りとして使われる塗料です。下塗り塗料だけでは、埋めきれなかった下地の凹凸や細かな傷を隠す効果があり、色ムラをなくし上塗り塗料の発色を良くすることができます。

中には、下塗り塗料が不要なサーフェイサーのみで対応できる商品や「プラサフ」と呼ばれるプライマーの機能も併せ持ったものも登場しています。主に築年数がかなり経過し、下地の劣化が激しい建物に使用されます。

まとめ

下塗りは、塗料本来の性能や耐久性を発揮できるよう、下地を整える役割があり非常に重要な工程です。この工程を疎かにしてしまうと、ムラや傷などが目立ち見栄えが悪くなったり、すぐに塗膜が剥がれてしまう恐れもあります。

そのため様々な種類がある下塗り塗料の中から、下地の素材や状態に合わせて、適正な下塗り塗料を選ぶことが重要です。

佐藤塗装では、塗装を熟知した塗装のプロと構造を知り尽くした建築構造のプロが、「立地環境」「建築構造」をしっかりと考慮した上で建物を診断し、お客様お一人、お一人のライフスタイルに合ったプランをご提案させていただきます。

外壁・屋根塗装の塗り替えをお考えの方は、外壁塗装専門店「株式会社佐藤」までお気軽にお問い合わせください。

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