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塗装工事で追加料金は発生しない

外壁・屋根塗装では、基本的に追加費用が発生することはありません。

塗装工事では、現場調査の時にしっかり調査を行い、塗装する面積に施工単価を掛けて料金を算出します。

その他に、外壁や屋根に補修が必要な場合は、お見積りにどの範囲でいくら費用がかかるか記載されています。

そのため、施工内容が同じであれば、建物の大きさが変化することはありえませんので、お見積り書を提出した後に追加料金が発生するということはありえません。

ただし、お見積り書を提出した後に施工内容が変更になったり、お客様から塗料や色の変更、追加工事のご要望があった場合には、追加費用が発生することもあります。

施工内容の変更が必要な場合は追加料金が発生する

外壁・屋根塗装では、工事を始める前に現地調査を行い、必要な工事を判断していますので、基本的に追加費用が発生することはありません。

しかし、事前の調査だけでは判断が難しい箇所もあり、以下のようなケースでは建物を維持するために、工事内容を変更や追加費用が発生する場合があります。

足場を組まないと見れない部分の劣化

現地調査時には足場がないため、2階や3階部分などの高い部分ではハシゴを使っても確認することができない死角となる箇所が存在します。

足場設置後に、確認ができなかった箇所で地調査時では予想することができない劣化や損傷が発生していた場合には、追加工事を行う必要がある場合があります。

外見からは判断できない劣化

現地調査では、外壁や屋根の状態を外側から目視や触診で確認しますが、この段階では建物内部の劣化状況を正確に判断することができません。

そのため、お見積りの段階で、修繕が必要になる可能性があることはお伝えしますが、状況判断では正確に補修費用を把握することは難しい場合もあります。

外壁の張り替え工事の際に、外壁材を剥がしてみると下地の腐食や白アリの被害によって想定以上に劣化が進行していたという場合には、追加費用が発生することがあります。

雨漏りが発覚した

雨漏りについてももちろん現地調査の段階でチェックを行いますが、足場を設置して全体を確認してから、予想外の箇所で雨漏りしていることが発覚する場合もあります。

このような場合は、塗装で雨漏りを止めることができないので、「雨漏りの修理工事」が必要になります。

既存の塗料が密着していない

特にモルタル外壁では、古くなってくると塗膜がその層ごと剥離してくることがあります。

打診検査で、どれだけの面積が剥離しているかを計算し金額を算出しますが、この時テストハンマーが届かない部分は検査を行うことができません。

そのため、想定以上に剥離が進行していた場合には、追加費用が発生する可能性があります。

施主都合の追加工事は料金が発生する

契約を交わした後に、お客様から施工内容の変更や追加工事をご希望された場合には、追加費用が発生します。

追加費用が発生するケースとしては、以下のような状況が考えられます。

・契約内容通りの色で塗装工事が始まったが、「イメージと違ったため違う色に変更したい」
・塗料のグレードをシリコン塗料で決めていたが、着工前にフッ素塗料にグレードの変更を依頼した

このような場合には、新たに塗料を用意する必要があるため、それに伴った追加費用が発生します。

また、外構など「契約段階では含まれていない箇所」の塗装を追加で依頼された場合も追加費用が必要となります。

悪徳業者に注意！以下のことを言われた場合は注意が必要

契約後に業者から屋根塗装の追加工事を提案された場合は注意

悪徳業者の手口として、契約段階では屋根塗装を記載せずに安い金額で契約をさせ、断りにく状況になってから屋根塗装の追加工事を請求して利益を得ようとするケースが非常に多いので注意が必要です。

このような悪徳業者の場合、工事が始まってしまうと、足場も設置されていることで追加費用に対して他社で比較することもできないだろうと、強気に契約を迫ってきます。

そのようなトラブルに巻き込まれないためにも、「安さ」だけを理由に業者を選ばずに、見積もり内容をしっかりと確認するようにしましょう。

屋根塗装が不要なケース

屋根塗装が不要なケースとしては、以下の3つのケースが考えられます。

・日本瓦や洋瓦など、塗装の必要がない屋根材が使われている
・パミールやレサスなど塗装ができない屋根材が使われている
・屋根の太陽光パネルが設置されている

塗装の必要がない屋根材の場合は、ひび割れや破損などがある場合のみ、部分的に補修や塗装を行います。また、塗装ができない屋根材では、状況に応じて新しい屋根材への葺き替え工事をご提案する場合があります。

屋根に太陽光パネルが設置されている場合は、劣化の原因である紫外線などが屋根に直接当たらないため、劣化が少ない場合が多いです。

そのため、塗装工事のために一度太陽光パネルを外したことによって、再度設置した際に不具合が生じたり、屋根材が破損してしまう可能性もある場合には、屋根塗装は行いません。

まとめ

外壁・屋根塗装では、基本的にお見積り書を提出した後に追加料金が発生することはありません。

しかし、地調査時では予想することができない劣化や損傷が発生していた場合やお客様から施工内容の変更や追加工事のご希望があった場合には追加費用が発生することがあります。

また、必要な工事を記載しないことで「安く」見せかけたお見積り書で契約をさせ、あとから高額な追加工事を請求するような悪徳業者も存在しますので、気になる点やお見積もりに不明な点がある場合には、打ち合わせなどの段階で必ず業者にご相談ください。

株式会社佐藤では、塗装を熟知した塗装のプロと構造を知り尽くした建築構造のプロが、お家の隅々までじっくりチェックし、佐藤塗装こだわりの診断書とお見積りをご提出致します。

もちろん提出後も随時質問にはお答え致しますし、1回目のご提案でお客様の希望に合わない場合は再度ご提案する事も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。